p h o t o D
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11/27 sat.

街を彷徨っていてヨーコに出会った。血の色の酒を飲む女ヨーコ。


俺は魔法にかかったようにヨーコの跡を追う。フェリーニの音楽が聴こえた気がした。


気が付けば此処はヨーコの部屋。ベッドと本と音楽以外には何も無い部屋だった。


寒々とした部屋で低く音楽が流れている。彼女の横顔をずっと見ていた。


君は一体何者なのだ?気怠そうにヨーコが動き出す。


「アナタのお好きな格好をしてあげるわ。こんなのはお好みかしら?」


「こんなのも好きなんでしょ。でもアタシに触れちゃダメよ」


果たして君は天使なのか悪魔なのか...


そして人生はつづく...